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本来は、歯ぐきがやせてしまって下の入れ歯が安定しづらい患者さんのために開発された装置です。費用が安価なうえ、歯茎を切らないでよいので、施術を受けたその日から食事を楽しめます。インプラントと義歯のちょうど中間に位置する最新技術といえるでしょう。
歯を1、2本抜く程度の少量の麻酔をして、従来のインプラントに比べて極めて細いチタン製のねじ4本を、歯茎の上から埋め込みます。埋め込む位置は下顎の前方部(左右の糸切歯の間)です。
●傷みはほとんどありません。
●メスで歯茎を切ったり、縫ったりするような大々的な手術ではありませんので、出血も少なく、後で腫れたり、傷みがでることもありません。
●治療は1回の外来通院で終了いたします。
●施術に要する時間は、約20分です。
●手術を受けたその日から、通常通り食事ができます。
●おせんべいのような固いものやおもちなどのひっつくもの、タクアンなども噛み切ることができるようになります。
●自然に会話でき、大きく口を開けて笑っても入れ歯が浮き上がりません。
たった1日ですべての歯を取り戻す!画期的なインプラント治療
全ての歯を失った場合に、4本のインプラントを埋入することにより、たった1日で全ての歯を回復させる新しい治療法です。上顎では上顎洞を避け、骨密度の高い前歯部にインプラントを4本埋入します。下顎では吸収した臼歯部歯槽骨を避け、骨密度の高い前歯部にインプラントを4本埋入します。
あわない総入れ歯でお困りの患者さんでも、1日で新しい固定式の歯(インプラントブリッジ)に交換でき、その日から審美性と咀嚼機能を回復することができます。
上顎の骨が少なくて、インプラントができない方に!(骨の高さが5mm以下の方)
上顎の歯槽骨の上部には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があり、上の奥歯を失うと下方に拡大して、歯槽骨の幅や高さが加速的に減少していきます。サイナスリフトとは骨が不足している所に、自家骨や人工の骨補填材を入れることによって、上顎洞(サイナス)を押し上げ、不足した骨を補う治療方法です。 上顎洞底までの骨の厚みが5㎜以下と少なく、インプラントの固定が困難なケースに行われます。 骨の生成には約半年の期間が必要ですが、インプラントの適応を大きく拡げることができます。上顎の骨が少なくて、インプラントができない方に!(骨の高さが5mm以上ある方)
サイナスリフトと同様に、骨が少ない方のための上顎洞底挙上術です。インプラントを埋入する位置に、骨を約1mm残して穴を開け、専用の器具で骨を抜きます。そして、器具で骨を押し上げ粘膜を拳上し、骨移植材を注入してインプラントを埋入します。違いはインプラントを埋入する部分から押し上げるので、傷口が小さくて済むということです。